大地の恵みによって生まれたレンガ

無数の噴火を繰り返し形成された地球。噴火によって地表に堆積した岩石や鉱物が長い年月の中で風化や変成をし、細かな粒子となります。

その中で水を含むと粘性を持ち、焼くと固まる粒子の集まりができます。それが粘土です。
その粘土が水平に堆積し剥離性を持った板状の岩になります。頁岩(けつがん)と呼ばれる物です。
砕いた頁岩(骨材)と粘土、そして水を合わせて練った物を焼成するとレンガが出来上がります。レンガは何百万年もの時をかけて作られた大地の恵みを使い誕生するのです。

そんな天然資源を使い製造するレンガは人工では作り出せない色むらや表情を生み出してくれます。それこそがレンガの特徴であり個性なのです。